福岡市東区・糟屋郡・古賀市等で活動する
少年ラグビークラブ
クラブ概要
会員数
現在、幼稚園から中学生まで約200名、指導者約70名が活動しています。
女子も男子に負けずに、一緒に活動し、定期的に福岡レディスの活動にも参加しています。
活動日程
小学生: 日曜日(午前)※公式大会前には、小学5,6年生は土曜日に練習しています。
中学生: 土曜日(午後)、日曜日(午前)
練習場所
・九電香椎グラウンド
・さわやかスポーツ広場
・雁ノ巣レクリエーションセンター 等 ※私たちの活動は、地域の企業、学校、公共施設のご支援に支えられています。
運営について
クラブの運営は、コーチ会が主導し、総会、運営委員会、ブロック会、事務局、等が組織され、その協議にもとづき、コーチと保護者が協力して行っています。
基本理念
1.何ものにも恐れずにぶつかっていく勇気ある子供に育てる。
2.ルールを守り、協調性、人間としての優しさを育てる。
3.最大限のチャレンジを試み、喜び・価値を全身で感じとる。
4.ラグビーの正しい基本とフェアプレイ・ノーサイド精神を習得する。
《基本理念について》
ラグビーの発祥は、1823年にイングランドのパブリックスクールの一つのラグビー校で、フットボールの試合中にエリスという少年が興奮のあまりボールを持って走り出したことに由来すると言われています。
「ラグビーは少年を早く大人にし、大人をいつまでも少年でいさせてくれる。」という言葉があるように、心身の発育・発達にとって、ラグビーは大変適したスポーツです。多人数のボールゲーム、しかも格闘技の要素を含み、多種多様な運動が要求されるラグビーは、まさに子供にとっても最適なスポーツと言えるのではないでしょうか。
私達が子供達にラグビーを指導するのは、もちろんラグビーが素晴らしいスポーツだからです。
ラグビーの楽しさ、素晴らしさを表現する先人達の多くの言葉があり、ある人はその自由さを讃え、ある人はレフリーへの絶対服従を語り、またある人はラグビーを人生になぞらえさえします。
そして何よりも「フェアプレーの精神」「One for All,All for One」「ノーサイドの精神」という言葉に代表されるラグビー精神があります。
そのラグビー精神を、これからの時代を担う子供達に伝えていきたいと、1985年、東区に 『かしいヤングラガーズ』が誕生しました。
ともすれば学校の成績ばかりで、人の値打ちが決まってしまうような風潮の中で、やはり子供は子供らしく、のびのびと元気に育って欲しいという思いと、21世紀の日本というフィールドを、自由奔放に駆け抜けるエリス少年のような子供達が、たくさん育って欲しいという願いをこの基本理念にこめました。
指導方針
1. 指導の基本原則
(1)楽しくなくてはいけない。
○楽しさを感じさせる指導が最高の指導。十分な活動と成功体験を与え、練習を工夫していく。
○子供の目の高さで接し、誉めてあげる。(ヒステリックに怒鳴らない)
(2)安全でなくてはいけない。
○子供の体力・発育発達に応じた運動量を計画する。
○自主的な態度の育成に心がける。(教えすぎ)
○根性論などを子供に押しつけてはいけない。
(3)すべてのプレーヤーに全てのスキルを。
○多様な運動技能が獲得される時期なので、早期のポジションの固定、専門化を避ける。
○基本の徹底を指導する。
(4)子供には子供にあった感動を。
○交歓試合や公式戦を通じて、子供の成長に伴った感動を与えるように指導する。
(子供は感受性が高い)
○ラグビースピリット(one for all,all for one ・ フェアプレイ・ノーサイド精神)
(5)勝利至上主義に陥らない。
○子供が最初にあり、その後にラグビーがあり、勝利はずっと後に位置するもので、勝ち負け
といった結果より、なされた努力を評価すること。
2.各ブロックの指導目標
小学校1~2年
(1)簡単なゲームができる。
(2)スポーツに親しむ態度を育てる。
(3)あきさせない。
小学校3~4年
(1)やや組織的なゲームができる。
(2)フェアな態度を育てる。
小学校5~6年
(1)組織的なラグビーができる。
(2)よりフェアな態度とフェアプレーの精神を理解させる。
中学生
(1)ハンドリング、ランニング主体のジュニアラグビーの理解をはかる。
(2)フェアプレーに終始するラグビー精神を身につける。
(3)勝つ喜び、楽しいラグビーを身につける。
3.生活面での指導方針
(1)グランドに対する感謝の意を表すこと。
(2)コーチ・父兄に対し感謝の意を表すこと。
(3)挨拶及び呼び名に注意し指導すること。
(4)チームワークの醸成に努めること。
(5)責任を持った行動をとるよう指導する。
<ハンドブックより抜粋>